《MUMEI》 7章 望むミライ*+* 「彗‥っ‥‥彗‥」 あたしは 彗に しがみついて 泣いてた。 嬉しいのに 笑えなくて 涙が 溢れて 止まらない。 「‥っ‥‥‥彗‥」 「希、待たせちゃってごめんね‥」 彗は 優しく あたしを 抱き締めて‥ そう 囁いてくれた‥。 「彗‥‥‥‥」 お願い‥ もう どこへも 行かないで‥。 *+* 前へ |次へ |
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