《MUMEI》

*+*




どこへも

行かないで‥。

ずっと

あたしの

側にいて‥。

「希‥?」

「‥っ‥‥‥‥‥」

あたしは

まだ

涙を

止められないでいた。

彗から

離れられずにいた。

だって‥

やっと‥

やっと

会えたんだよ‥?

ずっと

待って‥

待ち続けて

やっと───‥。

もう

嬉し過ぎて‥

キミが

今ここに

いる事が

夢みたいで‥。

手を放したら

また

いなくなっちゃいそうで

怖いんだ‥。

彗‥‥

戻って来てくれて

本当に‥

本当に

ありがとう───。




*+*

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫