《MUMEI》

*+*




しばらく

そのまま‥

あたしは

その手を

握ってた。

「───────」

「?」

「あったかいね、彗の手──」

「え、そうかな‥?」

「うん」

キミの手は

あったかい‥。

きっと

キミの

ココロも

陽だまりみたいに

あったかいから

だから

あたしは

キミがいると

安心するんだ‥。




*+*

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