《MUMEI》

「へぇ地下2階には、始めて降りたから知らなかった。」


「塁羅も黒薔薇の騎士団の一員なんだから、ここ使って良いんだよ。」


「いや僕には地下1階と3階があるからいいよ。」


「そう、人がいない時は、いつでも使っていいよ。」


「ありがとう勳羅。」


「勳羅、もう終わりにして良いですよね。」


「あぁ、もう充分だろう。まだ足りないなら、明日にでもやればいいし。」


「そうですね。」


ラルンは手を叩いた。

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