《MUMEI》

「やっぱり疲れた後は、甘いものを食べたいですよね。」


「あっ!俺も食いたい!」


「では私めがお作りします。」


「ううん僕が作るよ、何が食べたいですか?」


『俺は甘ければなんでもいい。』


「俺は塁羅の血〜。」


綺嘉は小さな牙を光らせながら言った。


「ダメです。」


塁羅は間をおかず速攻で答えた。

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