《MUMEI》

モンスターはテンアの後ろに周り、長く伸びた爪で背中を引き裂いた。


「う゛っ!」


テンアは倒れずに持ちこたえ、後ろを振り返った。


「氷千針!」


モンスターに向かって、飛ばしたが軽く避けられてしまった。


背中の傷のせいで
威力もスピードも
落ちているのか。


背中からポタポタと血が落ちていく。


早く治せなければ…


「氷治…。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫