《MUMEI》

「大丈夫ですか?」


テンアはゆっくり目を開けた。


「あぁ大丈夫だ、助かった。」


「すみません、私が崖下のモンスターに気づかなかったために。」


「いや別にいい、この地形ではユージたちは戦えない。私がやらなくてはならなかったのだ。」


「傷の方は大丈夫ですか?」


「問題ない、ちゃんと塞がった。」


「しかしその服では、アキラ様たちに気づかれますよ。」

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