《MUMEI》
不覚
満腹になったのか

彼は

椅子に凭れたまま

ウトウトし始めた。

「〜〜〜‥‥‥‥」

なかなか

可愛らしい。

思わず

そうっと近付いた

その時だった。

「!?」

彼が

突然

目を開けたかと思うと‥

私を引き寄せた。

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