《MUMEI》
警戒不可欠
「ふぁ〜〜‥眠くなっちゃった‥」

ひなたは

可愛らしい欠伸をして

再び

まどろみ始める。

「───────」

おお

いかんいかん‥。

気を抜いたら

何をされるか

分からんからな‥。

「‥──いちご‥?」

彼は

薄目を開けて

私を見た。

だが直後‥

何事も

無かったかのように

再び

目を閉じた。

「‥‥‥‥‥‥‥」

ああ

驚いた‥。

しかし‥

彼は

このまま

帰らんで

本当に

いいのだろうか‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫