《MUMEI》 電話の相手は、警視庁の人間だった。 のび太と玉子の不可解な死が続いたことで、警察も二人の検死を実施したのだが… のび助の溜め息は、予想を裏切る回答が返ってきたことを物語っていた。 警察からの説明によると、のび太の死因は急性心不全。 玉子の死因は、調べるまでも無かった…。 おそらく息子を失ったショックで、発作的に飛び降り自殺したのだろうと結論付けられていた。 だが警察の言い分では、玉子が死に際にわざわざドラえもんを破壊した説明がつかない。 その時の様子を目の当たりにした のび助とドラミは、警察官の言葉に納得できる筈も無かった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |