《MUMEI》

「こんなの納得できないわ!


…パパさん、私、未来の世界に戻って調べてみます。」


ドラミは未来の科学力を駆使して、この事件のことを詳しく調べることにした。



「ああ…すまないねぇ。キミもお兄さんを亡くしたばかりなのに…。」



「パパさん。何を言ってるんですか…。」



「いや…私がついていながら、こんな事になってしまって…。


…ドラえもんには本当に済まないと思ってるんだ。キミにも感謝してる…。」



のび助は憔悴しきった顔を浮かべながらも、ドラミに感謝の意を伝え、その労を気遣った。

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