《MUMEI》
甘党
ひなたは

その後

4杯もの

御代りをした。

「ふぅ、美味しかったぁ」

そして

満足したらしく

私に

笑いかけると‥

空のグラスを

手にしたまま

次第に

眠気が差してきたのか

暫く

ぼんやりとしていた。


今気付いたのだが‥

彼は

かなりの甘党らしい‥。

こんなにも

喜んでくれるのなら‥

また

何か作ってやらねばな‥。

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