《MUMEI》
外出
やはり

なかなか可愛い奴だ‥

そんな事を思った矢先‥。

「ねぇねぇ苺〜」

「‥‥っ?」

「どっか連れてって〜」

「!?」

ど‥

何処かへ

連れて行け

だと‥!?

「ねぇってばぁ」

「わ、分かった‥」

‥‥?

私は

何故

いとも簡単に

同意している‥!?

だが


もう

引き換えせは出来まい‥。

彼は

その円らな目を

らんらんと

輝かせているのだから‥。

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