《MUMEI》 メリーゴーランド「楽しいね〜」 そう言って 彼は ニッコリと笑う。 可愛い‥。 「苺」 「‥‥?」 「ありがとっ」 「‥‥‥‥‥ぇ」 「へへっ、苺はボクの言う事何でも聞いてくれるもんね」 「な‥っ!?」 しまった‥。 完全に 付け入られた‥。 「どうしたの〜?」 「いや、何も‥」 回転木馬が ゆっくりと 上下する。 聞こえて来る 愛らしい旋律も‥ 何故か 悪夢の 前兆のように思えて 仕方が無いのである。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |