《MUMEI》
高所恐怖症
「ひゃ〜、たっか〜い♪」

「お前は本当に元気がいいな‥」

「えへ♪」

「‥‥‥‥‥‥‥」

又しても

私は

彼の

その笑顔に

釘付けになって

しまうのである‥。

「あ、ほらっ見て!」

彼は

窓に

ピッタリ張り付いたまま

下を示した。

「?」

!!っ‥。

高い‥。

高すぎる‥っ。

「苺?」

「‥‥‥‥っ!?」

彼には

まだ言っていないが

私は‥

私は

極度の

高所恐怖症

なのである‥。

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