《MUMEI》
本音封印
「〜〜〜〜♪」

「───────」

私達は

再び

回転木馬に乗っていた。

「ねぇ、次は何乗る?」

まだ

メリーゴーランドが

終わっていないというのに

彼は

ソワソワと落ち着かない。

「ね、どうする?」

「そうだな‥‥‥」

私は

そろそろ

帰りたいのだが‥。

だが

そんな事が

通用する筈も無く‥

私は

諦めるしか

無かったのである。

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