《MUMEI》
横断歩道
「ひなた‥!?」

そこには

確かに

彼‥

ひなたがいた‥。

そして

その場所とは‥

横断歩道の

ど真ん中なのである‥。

「ひなた‥! おい、止まれ!」

聞こえていない‥。

ヨロヨロとしながら

ただひたすら

進み続ける。

「ひなた‥っ」

すると

突然

彼が

立ち止まった。

タイヤの回る音‥

それが聞こえ出したのは

その直後だった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫