《MUMEI》
ココア
「〜〜〜〜〜〜♪」

ひなたは

ココアのカップを

両手に包み込んで

嬉しそうにしている。

私はいつも

砂糖の代わりに

ハチミツを使うのだが

彼は

それを気に入ったらしい。

「あったまるね〜」

眠たくなってきたのか

ほんわかとしている

ひなた。

私は

ココアでは無く

彼の

その笑顔に

暖められていた。

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