《MUMEI》
釘付け
暫くして

夕食が出来上がった。

「いっただっきま〜す」

ひなたは

早速

出来たての料理を

つつき始める。

「苺ってさ、ほんっと料理上手だよね〜」

彼は

満面の笑みを湛えて

その表情を

私に向ける。

幸せそうな

ひなた。

私は

自分の食事も忘れて

彼に

見入っていた。

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