《MUMEI》

「二ノ宮…そうだ!!確かエース45の!!」


(2年がエース?おいおい嘘だろ…?)


「どっち?」


「短髪。」


「あぁ、あっちね。もう一人は?」


「あいつは左サイドだったかな?確か両手にリストバンドしてた…」


「早く着替えろ。後半頭から行くぞ。」


「う〜っす。」


(ベストメンバーじゃなかったってわけね…)


「12対9とか勘弁しろよな〜。一応大会連覇してるチームよ?…40点は欲しいね。」


「!?」


全員視線がいった。


クロたちベンチも含めて。


言ったのは桜井。


(舐めんなよクソガキ…)


「ピー!!」


「始めます。」


赤高ボールからの攻撃。


「あれ?」


(あいつら二人が一枚目?)


「あの桜井ってやつ…」


「今はサイドじゃないみたいですね。」


(一枚目ってことは…センターか?)

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