《MUMEI》
頭痛
学校は 楽しい。親友の佐和(さわ)がいる。クラスの仲間も いい人ばかりだ。


「あ〜、今日は 英語 あるよね?私 当たるんだった。」


「唱、ヤバいよ、常賀先生、今日 機嫌最悪らしいよ。」
佐和は 隣のクラスからの 情報を 教えてくれた。


「え〜、6限目の 英語、自習に ならないかな〜?」
そう言った 私を 頭痛が 襲った。

…イタタッ…
さっき ぶつけたとこだ。

「あ、1限目 始まるよ。」
佐和は 自分の席に 戻った。


…あ〜なんか 気が重いな〜。スッキリしない。…


私は もう一度、さっきの言葉を 呟いた。

…エイゴノ ジュギョウ ナンテ ジシュウニ ナッチャエ!…

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