《MUMEI》

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*



―――…その翌日…



アメリカ・ノースカロライナ州……郊外の森の中…



まるで都会の喧騒を嫌うかように、その小さな白い家は建っている…。



家の2階には、一人の少年と1匹のネコ型ロボットが静かに対峙していた――…。



「――…お話は分かりました………。」



銀髪の小柄な少年は、ドラミにそう告げると、ジグソーパズルのピースを組み始めた。



「――…ぜひ貴方の知恵をお借りしたいの…。


……お願い……


……Mr.N(ニア)…。」



ドラミは、翻訳コンニャクの空き袋を握りしめながら話を続けようとした――…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫