《MUMEI》 「…Mr.ニア…」「その前に…」 ニアは、話を切り出そうとするドラミの言葉を遮った。 ――――…そして…… 「貴女は、デスノートのことをどこまでご存知なのですか…?」 少年は高圧的な態度をドラミに向けた…。 「今のところ――…名前を書かれた人間が死ぬ…としか…」 ドラミは自信無さそうに口籠る…。 「…名前を知っているということは、デスノートで殺された人間のすぐ近くに犯人がいるということですよね?」 ドラミの質問に、ニアは次から次へとジグソーパズルを組みこむ手を休めずに話し始めた…。 「結論は急がずに、ひとまず貴女の話を整理することから始めましょう…。」 前へ |次へ |
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