《MUMEI》

「――…こんな簡単な疑問に20年も費やしたのですか…?


…どうやらロボットという生き物は、発想の転換という作業が苦手のようですね?」



ニアは挑発とも侮辱とも取れる言葉をドラミに浴びせた!



「――…な…なんですって!?」


気の遠くなるような苦労を一瞬で否定され、ドラミの表情が険しくなる…!



だがニアは、相手を怒らせる意図を持って言った訳ではなく――…


これはドラミに対して『発想の転換』を促すための不器用なアドバイスだった…。

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