《MUMEI》 ボール鬼とは。 鬼ごっこの一種である。 その名の通りボールを使い行う。 逃げる人はボールを使い、ボールを持っている者はタッチされない。 ボール1つに対し鬼2人。 ボールが2つの場合は鬼が3人とボールよりも1人多い数を用意するのがベストだ。 もちろんボールのパスは可能。 タッチされそうな人を助けるためにパスを回す。 それがボール鬼だ。 「わかった?面白そうでしょ?僕たち入れて11人か…。マネージャーもやる?」 「え?いや、私は…」 「だよね。」 人数欲しいのはあるけど、女の子いるとあいつら気使いそうだしな。 「んじゃ、ボール2つの鬼3人でやろうか。」 「鬼どうします?」 「じゃんけんで。」 最初の鬼はヤマ、椎名、沖の3人だ。 「クロさん?」 「何?」 「本気で捕まえますよ?」 「いいよ。」 椎名。 やる気満々だな。 他の奴等も言葉では言わないけど、ウキウキしてる感が出てる。 「あ〜、そうそう。この練習ただのアップだと思うなよ?頭使ってやれ。」 「…?はい。」 「じゃ、始めようか!!」 前へ |次へ |
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