《MUMEI》

「はぁ……」

!!!!

佐伯…やっぱ躰が反応してる!?


――どうしよぅ!


――これってば…親友として…、
いや男として…助けなきゃいけないんじゃないのか??

―――しかし佐伯、確かに可愛いけど…男だぞ?。

チンコついてんだで?

――いや…、た、助けなきゃ……。

さ、触るだけなら…。






「こら〜!何いきなり盛ってンだよ〜!!」
「佐伯っ!やばい!俺セックスして〜っつ!」
首筋に顔埋めたら理性吹っ飛んだ!
こだわり消えた!!

すべすべの肌、細い首、華奢な躰!
つか長沢という一般男性にいつも抱かれている、セックスの穴があるこの躰!!
「頼む!童貞捨てさして?やらして?」
「バカあ!イヤだって〜〜!」
「ハルヒィス〜っつ!」
「俺はハルヒィスじゃね〜!!」

バンッ!!!


「――――」
「―――」
「―――」




突然現れた…長沢貢…。
デかいバックを床にドサッと落とす。
俺は佐伯を組み強いたまま…固まっていると

…バッチイ〜ン!!
「あ゛う゛!」
「ア〜ン!みつぐう!!」
俺をひっぱたいた後ダッシュで長沢に抱きつく佐伯。


――一分後…俺は長沢にも打たれて…部屋を追い出されたのは言うまでもない…。




――後日仲直りした後、聞かされた真実。

あの時の佐伯の行動…。

あまりのハルヒィスの可愛いらしさと乱れっぷりに興奮し、ベッドに伏せ、男心を沈めてただけらしい……。

長沢には悪いが本気でハルヒィスの方が好きだと断言する佐伯。
その前に佐伯は、あの内容と自分自身の事をだぶらせてなんかちっともいなかった…。


それ以前に、
『言われてみれば〜!』
と、軽く笑われてしまった…。




そして長沢はと言えば、例え大切な大切な夏期講習だとしても、やはり佐伯を一晩たりとも一人には出来ないと…、いや、一晩たりともセックスなしじゃいられなくて帰って来てしまったとか……。


まあ、間がさしたと言うことで許してくれた佐伯。
そして渋々許してくれた長沢…。


――佐伯似の彼女が猛烈に欲しい今日この頃。
もうすぐ夏休みも終わるというのに未だに佐伯の家に出入り禁止状態なのは


―――言うまでもない……


END

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