《MUMEI》 「ドラミさん……OKして下さい。」 「――…え…!?」 ドラミは耳を疑った。 「今から、そっちへ行くと伝えて下さい。」 …ニアは続けた。 ――…何故?……と問い返している暇は無い。 「…分かりました。今からそっちへ伺います。」 ドラミは、ニアに促されるままに、のび助に伝えた――…。 *「了解。じゃあ待ってるよ。」 妻子を失ったばかりだというのに、のび助の声は妙に明るかった――…。 前へ |次へ |
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