《MUMEI》 *+* だいぶ 後になってから‥ お互いに 名前の漢字を 教え合った。 その時 ノゾミ って名前の漢字を 知って‥。 ピッタリだ‥ って思った。 その時の事も‥ よく覚えてる。 『ノゾミ‥って、どんな漢字書くの?』 『ノゾミはね、希望の希だよ』 『希望の‥希──』 『ケイは?』 『えとね、彗星の‥彗』 『わぁ、すごーい♪』 『ぇ‥?』 『ステキな名前だねっ』 『そ、そうかな‥/// 』 ボクの名前を そんな風に 言ってくれたのは 希が 初めてだった。 *+* 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |