《MUMEI》
恋?…1
光は満足そうに
にこにこしながら
俺の名前を書いた教科書を渡した。

俺はすぐに
ありがとう、とだけゆって
駅まで走った。

…案外遠かったので
かなり辛かったが、
止まったらいけない気がした。

走ったせいか
心臓は早い。
本当はそれだけでは
ないけれど
走ったから心臓が早いと
自分に言い聞かせて
改札を抜けた。

自販機でお茶を買い
いっき飲みをしたあと
はぁ、とため息をついた。

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