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《MUMEI》 ｢この前1回やったんすけど、相手がいなくてそれっきりです…｣ ｢え!?そうなの!?初耳だわ!?どことやったの？｣ ｢…聖龍｣ ｢聖龍!?｣ 水川と先輩たちがハモった。 ｢無謀にもほどがあるだろ!!お前たちの代ならまだしも…｣ ｢あ〜、まぁそうなんすけど…｣ この前の試合のことを説明した。 ｢ぼろぼろじゃん。｣ ｢いや…、はは…まぁそうですね。｣ ｢んで？次の試合は？｣ ｢それが…、相手いなくて…｣ ｢ま、学生がコーチじゃなかなか受けてもらえないよなぁ…｣ ｢そうなんすよね〜。｣ ｢…あ!!｣ 先輩が突然声を上げた。 ｢あれは？あの…、何とかってサイト。｣ ｢サイト…？｣ 続けて水川が言う。 ｢あぁ。ハンドボールプログラムすか？｣ ｢ハンドボールプログラム？｣ 前へ |次へ |
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