《MUMEI》
不可思議な平常心
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*



―――…同時刻……。



――…ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴォォ…!!



野比家爆発の轟音が街中に響き渡る中――…



現場から数百メートルほど離れた場所にある一戸建ての住居で、一人の少年が二階にある自室の窓辺に佇んでいた…。



少年は、野比家の在った場所から立ち上る爆炎を見届けると、平然とカーテンを閉める…。



そして何事も無かったかのように勉強机に向かった。



彼はガサゴソと何かを机の引き出しの奥にしまうと、Ipodのイヤホンを付けて、教科書と学習ノートを開く…。



そして平然と学校の宿題に取り掛かるのだった。

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