《MUMEI》

『綺嘉、勳羅さんが言っていたじゃないか、

武器を造る時は、持ち主のことを考え、武器に持ち主がどういう人物なのか教えてあげると武器に守護が取り付くって。

つまり同じようなもんだろ。』


綺嘉はぼーっとした顔をしている。


『まさか忘れたのか?』

「あっ!あぁー。納得。」


綺嘉は今思い出したようだった。


こいつ本当に
16歳だよな…

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