《MUMEI》 二人はドアの向こうに消えようとする直前、豪火に包まれる野比家の方を振り返った。 「―――…パパさん…。 …助けられなくて、ごめんなさい…。 …必ず……… …キラを捕まえてみせます…。」 …ドラミは悲しみを押し殺すような小さな声で呟いた………。 ―――…パタン…… どこでもドアが閉まると、やがてそれは虹色の光に包まれる…。 その光が小さくなると、一瞬にして虚空に消えた。 ―――…だが… その一部始終を見つめる視線があったことに――… …ドラミとニアは気付くことは無かった…。 =*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |