《MUMEI》

「乃理〜、瑞乃 透 は我が高校の 生徒会長だよ。覚えてないの?」

呆れた顔で、みどちゃんが 言った。


…生徒会長〜そんな名前だったんだ(笑)


「へへっ」
いつもの如く 私は 笑って 誤魔化す。


…イテッ!
容赦なく みどちゃんの デコパッチン が 飛んでくる。


「まったく 乃理は しょうがないなあ〜。」
これも いつもの事。


「でも、なんで その生徒会長が 私に 手紙くれたの?」


「実はね…その手紙 生徒会室への 呼び出し状 なんだよ。」


「素行の悪い生徒や 会長が 気に入らない人を 呼び出す手紙なんだ、乃理、何か思い当たる事ない?」


みどちゃんは そう言って ニヤリと 笑った。


みどちゃんの 嘘には まったく 気付かずに、私は 泣きそうな顔をしていた。

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