《MUMEI》

子供は尚も“N”について問い続ける――…。



「ハァ!?……奴の名前だぁ?


悪いが、それを教える訳にはいかないなぁ…。


死神にも掟というものが有るんだ…。クククク…。」



――…チッ……と舌打ちをする子供…。



それはドラミに加え、忌々しい存在がまた一人増えたことによる苛立ちを如実に物語っていた。



そんな解りやすい感情の移ろいを見下ろしていたリュークは、待ってたとばかりに、ある『商談』を子供に持ちかけるのだった――…。

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