《MUMEI》
もしかして?
「ねえ、ミダイさん、やっぱり 若様に 挨拶してから だよね。」


「そうね〜一応 黄泉の国の領主だからね。」


二人は 白雪姫の夫で 領主の 若様に 会いました。


「久し振りだね、タヌキくん、あの時は ど〜も。」
好印象の 若様です。
とても あの人の夫とは 思えません。


「…と言う訳で 白雪姫の 部屋にある 狸玉を 頂きに 詣りました。」
二人は 若様に 正直に話しました。


「わかった。僕が 白雪姫の 気を引くから その隙に 盗みなさい。」


若様…でも あなたが 身の危険に 晒されますよ。


「大丈夫!僕 好きなんだ、痛いの。」


若様…もしや、Mですかい?
二人は ツッコミたいのを 我慢しました。

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