《MUMEI》

*+*




「お〜〜い!」

「希‥‥‥」

希が

走って来る。

でも‥

どうして‥?

「──はぁっ‥‥‥はぁ‥、彗、大丈夫‥?」

希は

肩で

息をしながら

ボクに

笑いかけた。

ボクは

ビックリして‥

それを

見つめた。

「彗、どうし‥」

「希‥分かったの‥?」

「ぇ?」

「ボクが来た事──」




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