《MUMEI》

先日、亡くなったばかりの友人の部屋があった空間には、炎と煙だけが激しく渦巻いている!



それは、住居が跡形も無く消し飛んだ宅地に、火柱だけが荒れ狂う地獄絵図だった!


家の中に人が居たとすれば絶望的な状況だ。



「親父さん――…。」(のび助のこと)



武は友人の父の安否を気遣うも、ただ呆然とその様子を見守ることしか出来なかった。





――…やがて……



消防の放水が効果を発揮し、炎の勢いは徐々に弱まっていった…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫