《MUMEI》

*+*




上を

見上げたら‥

いつか

2人で見た

あの光景が

広がってた‥。

「─────綺麗‥」

沢山の

星の光が

夜空を

滑り落ちて‥

遠くの闇に

吸い込まれて‥。

「‥‥‥‥?」

希の手──

あったかい‥。

「彗、また手大きくなったね──」

「ぇ‥?」

流れ星を

見ながら

希が言った

言葉が

何だか

嬉しくて

でも

少しだけ

恥かしいような

不思議な

気持ちがした──。




*+*

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