《MUMEI》
バザー日和
「寿兄ちゃん!朝だよ~ご飯食べよう!」
ちびっこ達が 俺を 起こしに来る。


「お~、すぐ行く。」

外は 晴天。バザー日和だ。


朝食後 バザーの商品を チエックしてると、チビ達が、呼びに来た。


「寿兄ちゃん~お客さんだって。」


「客?誰だろ?」


応接室に 院長先生と居たのは、 哀ちゃん。


「鶴野さん。」

「あの、私にも バザー手伝わせて ください。」


「寿、いいわよね、助かるわ。若い人が 居てくれると。」


「あ、まあ…先生が そう言うなら。」


複雑な 俺を 心配そうに 見る哀ちゃん。


「さあ、二人で 協力して~頼んだわよ。」院長先生は 何故か 嬉しそうに 笑った。

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