《MUMEI》

「翔太今日バイトは?」


「今日ないす。」


「んなの?」


「あ、うち来ます?」


そういえば…


翔太の家行ったことない…


専門学校に入ってから、一人暮らしのやつの家といえば溜まり場だった。


翔太も一人暮らし。


すげ〜興味ある…。


「うん。行く。いいの?」


「いいすよ。」


「あ、じゃあ酒買ってくわ。」


「宅飲みすか?」


「宅飲みす。」


「泊まる気じゃないすか。」


「あわよくば…」


「別にいいすけど、明日試合すよ?」


「僕が出るわけじゃないし。」


「じゃあ先行って片付けとくんで明日の準備してきてくださいよ。」


「わかった。」


長い時間学校前でだべってたけど、やっといなくなる僕たち。


明日の準備して、途中で酒買って、翔太の家へ。


やべ。
楽しくなってきた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫