《MUMEI》

だが、ホワイトボードに突き刺さるドラミの視線は、一人を特定している訳ではなく――…


まるで何かの迷いを含んでいるかのように、5人の名のうちの数箇所をさ迷っていた。



「でも――…。

…まさか?…そんな……。」



ドラミは、直ぐに自らの閃きを否定するように首を横に振った――…



「何か思い当たる節があるのですね……?」


ニアはドラミに歩み寄る。

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