《MUMEI》

(そろそろか?)


(そろそろいいだろ。)


(いや、…まだ早い。)


西条ボール。


パス回しだ。


それにしても、あんな酷いパス回し見たことない。


さっきと同じように、


関谷がカット。


「1人!!」


全く同じプレーで、追加点。


4対0。


「ナイッシュー!!」


(これって…、勝てるよな?)


さすがに4点も連取した為、選手たちの士気も高まる。


(そろそろいいだろ?)


(…行きなさい。)


「なぁ〜んか変だよなぁ…」


選手たちが『勝てる』そう信じている中で、クロだけはどうしても簡単にそうは思えなかった。


いくら素人だとしても、あんな酷いパス回し見たことない。


それに、続けざまにあんな形で得点されていて、普通『取り返すぞ!!』なんて言えるだろうか?


「さすがにちょっと不気味だな。」


やはり恭介も、どこかおかしいと考え始めていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫