《MUMEI》

*+*




「‥?」

希の手が

ボクの手を

握り返した。

痛いくらい

強く。

行かないで

独りにしないで

そう

言われてるような

気がして‥

切なくなる。

だって──

ほんとは

ボクだって‥。

このまま

ずっと

君の

側にいたいのに──。




*+*

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫