《MUMEI》
心配
図星だったため何も反応することが出来なかった。


『どうして、何も言わず戦ったんだ?俺たちだって手伝うことは出来るんだぜ。』


「それは…。」


「崖下じゃ僕たちは、戦えないからでしょ、足場がないもんね。」


アキラは不安な顔をしていたが、声は優しかった。


『そうか、だから1人で、でも今度は一言言ってくれよ、すごく心配したんだから。』


「心配…。」

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