《MUMEI》 起動ファレスト 前編政府軍[旧アメリカワシントン] 政府軍では、政府軍設立にともない、中央軍、地方軍の戦力をそろえていた。 第1から、第6艦隊まである、中央軍の第6艦隊に、自分に支給された、中央軍専用機を眺める、ロストの姿があった。 その軍服には、中尉の軍章ではなく、大尉の軍章がつけられている。 「これがRP-ネオか。」 大尉の前にある、新型機、ネオ。その赤と白の機体は、凛々しく立っている。 「ネオ。素晴らしい機体ですね。」 いつのまにか、ロストの横には、金がいた。 金が話し出す。 「ファレスト。完成しましたので、一応お伝えしときます。」 「おぅ。早いね。」 「いえいえ。ファレストは格納庫にありますので、どうぞ。」 「あぁ。ありがとな。」 それだけ伝え、金は消えた。 前へ |次へ |
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