《MUMEI》

勳羅、ラルンがちょっと離れた所で塁羅たちを見守っていた。


小さな塁羅
まだ推定3、4歳
なぜかスカート…


勳羅が好きそうな
赤い長袖の
ワンピースを着ていた。


所々レースがついていて可愛い、しかしその目に感情は見えなかった。


「ねぇ、湖に近づいてみよう。」


金髪の男の子、ぼやけている姿の子は塁羅の手を握り歩き出した。


その後ろ姿の男の子は、胸辺りまでの髪を後ろに束ねていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫