《MUMEI》

「ごめんねチョコ、何でもないよ。」


塁羅は歩いて湖に近づいた。


チョコも後ろから着いてきた。


塁羅は小さく短い手で、湖に触ろうとした瞬間、落ちたが、ギリギリでチョコが塁羅を捕まえた。


チョコは湖から離れた所で塁羅を優しく下ろした。


「ごめんねチョコ、ありがとう。」


「ワイワ。」


心配させないでくれ
と言っているようだった。

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