《MUMEI》

――――――最悪中の最低だ。


一、スーパーの便所の奥の個室にて淫行

二、手を洗うよく分からない緑色の液体石鹸を中に指と一緒に入れられた

三、ゴム無し

四、会計が済んでない





「……ぅあ、 ヤ……  ン……」

最悪だ。
全然そういう気分じゃないし。

タンクに手を掛けて、上から乗られ、突かれる。
両手で腰を持ち上げられ耳元で囁かれた。

「……ふっ やはり、君は素晴らしいよ……!
彼、君を……探していたみたいだね……?」

は?俺のこと、探してただって……?!

「ンッ……」

加重でタンクが時折、ガタガタ揺さ振られた。

「……気になるかい?体がそう……言っているね?」

そっちこそ、かなり溜まっていたようだ。

「イ…… ア」

馬鹿だ俺、もう関係無いのに。
いつの間にか徳和の言った通りになってた。



……抜け出せ無い。

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