|
《MUMEI》 エリカに隆二くんのことを話してから、かれこれ１週間が経とうとしている。 なのに…、 エリカからは隆二くんについて何の報告もない… もぉー、どうなってるの!? ちゃんと話したのかしら？ それとも、まだ話せてないとか？ こんな感じで、私はイライラしっぱなしo(*>д<)o ならエリカに直接聞けばいいんだけど…、 隆二くんのことを気にしてるって思われるのが嫌で聞けない…(>_<) もし…あのまま、もう会うこともない人と思っていれば、今頃は隆二くんの名前すら忘れていたはず。 でも…、今は手を伸ばせば届く場所に隆二くんがいる気がした。 しかも、その微妙な距離が私の心に火を点けた。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |